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クレド
1
経営理念
タマダグループは、人間としてのより豊かな人生を創造していこうとする集団であり、その業をエネルギーと環境施設のトータルプランナーとして、顧客の繁栄を求めながら、自身と社会に貢献し、未来に挑戦する集団であり続ける
補足
経営理念が表しているもの
❶
社会に対するタマダグループの存在価値
❷
企業における最高の価値判断基準(経営のやり方、ヒトに対する考え方、困難な問題・課題に当たった時に戻るべき原点等)
❸
タマダグループが取り組むべき主な事業領域・商品・サービス
2
クレド設定の目的
1.
クレドとはタマダグループの経営理念から導き出されたグループ全体の経営者・幹部・社員が心掛けるべき約束や信条である
2.
クレドを明確にし、これをグループ全社員共の価値観として浸透することで、グループ全社員が迅速かつ主体的に判断・行動が出来るようにする
3
クレド(全従業員対象)
1.
豊かな人生を創造するとは
❶
人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力の掛け算であり、中でも「考え方」がその第一ボタンであり何よりも大切である豊かな人生を創造する為にはどう考えるか、何をするかが大切である
a.
社員も家族も会社も社会もハッピーを目指す(バランスも大事)タマダグループに入って良かったと言う人、社会に貢献できる人をつくっていく
b.
仕事を通じて社会とつながりを持ち、自らの能力と生産性を高めて、会社の成功と自分の成功を共に実現する事が豊かな人生の創造に繋がる
❷
ヒトにはそれぞれ能力差があり、それを認めつつも各々その持てる能力を精一杯出して貢献する事が豊かな人生に繋がる
従って自らを厳しく律し、精一杯の能力を発揮して行く事が重要である
❸
社員の心得3か条の実現に各自取り組んで行く事が豊かな人生の創造につながる
一、
我々は誰からも信頼される人間になるために研鑽努力しよう
一、
我々は、変化する時代に適応するよう積極的に問題に取り組もう
一、
我々は、今日も充実した仕事をなそう
❹
タマダグループはヒトを大切にし物心両面の豊かな人生作りを支援する
(より人間らしく心豊かに楽しく有意義に人生をおくる事を目的とした集団作り)
2.
タマダグループにおける役職・役割責任に対する考え方
❶
役職とは各自に与えられた役割責任の呼称にしか過ぎない(役職が上だから自分の方が偉いと勘違いしてはならない)
a.
それぞれの役職・ポジションでの役割責任を自覚してそれを実践すること
b.
仕事を通じて社会とつながりを持ち、自らの能力と生産性を高めて、会社の成功と自分の成功を共に実現する事が豊かな人生の創造に繋がる
3.
タマダグループの生産性に対する考え方
❶
物心両面の豊かさを実現する為には、会社及び自己が持っている最高のパフォーマンスを出して行かなければならない
❷
経営者及び幹部は社員を社会・会社から預かっている立場と心得て、社員の能力・持ち味を活かし生産性を最大化する責任がある
❸
「社員の生産性向上の総和」=「会社の生産性の向上」であり、物的豊かさを配分する為の原資となる
4.
タマダグループの利益・数字に対する考え方
❶
企業における利益とは企業永続発展の原資であり、また働く全社員の生活を支える原資となるため、利益は必ず必要である
a.
利益とはどれだけ知恵を出したかの結果でもある
b.
但し、目先の小さな利益ばかりを追って未来を食い潰してはならない
❷
各社及び各人が利益貢献する事は役割責任であり、各自が自分のポジションで何をすべきかを考え行動すること
❸
数字とは実現すべき目標であり、今まで打った手の結果でもある
ごまかしてはならない
❹
目標数字を実現するためには重要プロセス管理指標(KPI)を定め、日々追って行く事が重要である
❺
最終利益は未来投資・社員の豊かさの実現及び社会への貢献に対しバランス良く還元をする
5.
タマダグループの事業・サービスに対する考え方
❶
タマダグループの強みが活き、社会に役立つ事業に継続的に挑戦をする
❷
事業を通じてグループの存在価値・意義を高め、磨き、顧客・社会の繁栄を求め、絶対的信用を築く努力を続ける
❸
事業を通じてグループ間の交流とヒトづくりを行い、相乗効果を発揮して成長をしていく
6.
未来に挑戦するとは
❶
社会は常に変化しておりタマダグループも常に時代の変化に適応できるように挑戦し続ける
a.
現状に満足せず向上心を持って改善、改革に取り組む
b.
既成概念に捕らわれず新しい仕事、新しい業種、新しい製品、新しい顧客に取り組んで行く
c.
勇気を持って新しい挑戦をする人は失敗してもマイナス評価をしない
❷
ひとりの変化は小さくても各自のベクトルを合わせ挑戦した総和が会社の変化になる
4
クレド(グループ経営陣対象)
1.
グループに対する考え方
❶
タマダホールディングスグループ及びグループ各社は運命共同体と認識し、会社の垣根を越えて積極的な交流をはかり、相互に協力できる体制を作っていく
❷
グループの根幹であるクレドをグループ全体で共有しつつ、各社が大切にしてきた特徴や経験も活かしながら成長していく
2.
ヒトに対する考え方
❶
ヒトは会社が存続するための経営の主体である
❷
タマダグループはヒトを経費ではなく成長する宝と考え、経営者及び幹部はヒトを育成する責任がある
a.
経費とは減らさなければならないもの、宝とはより磨き、価値を高めて行くものである
b.
従って利益の帳尻合わせの為、ヒトを辞めさせたり、昇給・賞与を恣意的に下げてはならない
❸
どのようにヒトを組み合わせて成果を出して行くかは経営者及び幹部の能力次第である
❹
天爵を修めて人爵これに従う、各社の経営陣の品格を上げる事が大切
経営者及び幹部がヒトを引っ張って行くには報酬や地位やミッションを与えるだけでなくトップ陣の魅力が最も大切であるこれは会社規模の大小にかかわらず同じ事である
❺
どういうヒトをグループ会社の経営者及び幹部にしていくか、どういうヒトをしないのか
大事なことは嘘をつかない事、表裏のないこと
自社だけでなくグループの為に行動できること
ヒトを育てられること
公私のけじめがつけれること(お金・行動・異性)
走りながら考えられること
権限を乱用しないこと
❻
部下に仕事を任せて行かなければ本来の仕事はできない
3.
組織運営に対する考え方
❶
会社の運営方針を明確にし、全社員に対し共有すること
❷
決裁権限等、組織の基本ルールは守らなくてはならない
❸
報告・連絡・相談が出来る事(これらと業績・信頼は比例をする)
❹
話す・書く・発信するコミュニケーション技術を持つこと
❺
上に立つヒトは、自らが率先して規範を示すこと
4.
カネに対する考え方
❶
数字で現状を冷静に捉えて行くこと
❷
公私混同をしないこと
❸
予算は先行管理を意識し、出来る限りガラス張り経営を目指すこと
❹
ただしカネよりも大事なことがあることを自覚して経営して行くこと
(ヒト・信用・企業の継続性等)
5.
社員及び顧客に対する考え方
全社員は顧客満足(CS)の向上を考えた行動をすること、経営者及び幹部は従業員満足(ES)を考えた行動をすること従業員満足を向上させることで顧客満足の向上につながり会社の社会的存在価値が生まれる